2009年 1月 26日(月曜日) 14:24

XOOPS Cubeのインストール

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CakePHPでの開発にやや疲れて、^^;XOOPS Cubeをインストールしてみました。

XOOPSはGPL(XOOPS CubeはBSDライセンス)のオープンソースCMSの一つで、コミュニティサイトをつくるのに使われているようです。

CakePHP, XOOPS, WordPress/Movable Typeの住み分けは?

CakePHPを使えば、どんなWebアプリケーションでも自由に設計して作成できます。データベース設計も規約には従いますが、自由にできます。デザインもHTMLとCSSを自分で自由に設計して書けます。ある程度特殊なWebアプリケーションを作るには向いていると思います。

一方、よくありがちなユーザ登録やフォーラムといった、今では極一般的になったアプリだけあれば十分なときには、CakePHPを使うまでもなく、XOOPSをインストールしてちょこちょこっと設定をすればはるかに早くできそうな気がします。(私はまだやったことがありません。)

また、ユーザ登録もいらないサイトの場合は、WordPress(これもいまのところ使ったことありません。^^;)やMovableType(これは使っています。^^)といったCMSが向いているように思います。

XOOPSを使う利点の一つは、セキュリティの面にもあると思います。小規模開発でCakePHPを使ってXOOPSと同様な機能を自作するのであれば、XOOPSの方がより多くの開発者にチェックされ、たくさんの人に使用されて実績を上げてき分安心感はあると思います。もちろん、CakePHPでもXOOPSよりもセキュリティ面で強固なものを作ることはできると思いますし、XOOPSにも穴があることはあると思いますが。

XOOPSやその他のCMSを使う利点のもう一つは、他のデザイナーが作ったデザインテンプレートを適用するだけで、サイトのデザインを自分で作成する必要がなく、また簡単に変更できる点が上げられると思います。CakePHPを使うのは(私も含めて)たいていは開発志向の人でデザインはちょっと苦手なのではないかと思います。デザインとプログラミングを分業できるプロジェクトならよいのですが、できない場合は大変です。一般的なWebサイト用にCSSのクラス名で何か標準みたいなものがあって、誰かが作成したデザインがどのサイトにも適用できるようになったらどんなによいかと常々考えていますが、それもなかなか難しいようです。XOOPSやMovableTypeなどを使えばこの点はとても有利だと思います。

追記:上に書いた住み分けは間違いとも言えませんが、ちょっと認識がずれていたようでした。調べてみると、CakePHPでXOOPSのモジュールを開発することができて、そのためのXOOPSモジュールXCakeというものがあるようです。XOOPはCMSなので、モジュールをインストールしないと何もできません。そのモジュールを開発するのにCakePHPを使うこともできるということでした。XOOPSをプラットフォームとして、その上で動作するアプリケーションをCakePHPで作成するという感じです。また、WordPressをXOOPSのモジュールとして動作するようにしたXPressというものもありました。(日本語版もありました。)XOOPS、CakePHP、WordPressはどれを使うかを選ぶ以外に、組み合わせて使う方法も選択肢として考えられそうです。

0. HTTPサーバ、PHP、MySQLのインストール

普段CakePHPの開発で使用しているXAMPPを使いました。バージョンは、Apache 2.2.9(Win32), PHP 5.2.6, MySQL 5.0.67です。

1. データベースの用意

"xoops_test"という名前のデータベースを作成しました。

mysql> CREATE DATABASE xoops_test DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_unicode_ci;
Query OK, 1 row affected (0.08 sec)

2. データベース用のユーザアカウントを作成

"xoops_test_user"というユーザを追加しました。

mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON xoops_test.* TO xoops_test_user@localhost IDENTIFIED BY '[password_for_xoops_test_user]';
Query OK, 0 rows affected (0.56 sec)

3. XOOPSファイルをDocument Rootの下に配置

ダウンロードしたxoopsのファイルを展開して、Apacheで見えるところに配置。

(実際には展開したディレクトリをバーチャルホストに設定しました。方法はこちら。)

4. ブラウザでアクセス

3で設定したバーチャルホストの"html"ディレクトリにアクセスすると、インストールウィザードが表示されました。

5. ウィザードに従って設定

ウィザードに従って、データベース名、データベースユーザ名やサイト管理者についての設定などを入力しながら「次へ」をクリックしていくだけで、設定ファイルへの書き込み、接続テスト、データベーステーブルの作成、データベースへの管理データのインサートなどが自動で行われました。インストールウィザードが完了すると、管理者でログインする画面に移行しました。

6. 使用するモジュールの設定

先ほど設定した管理ユーザ名とパスワードをしてログインし、インストールするモジュール(legacy, user, legacyRender, stdCacheは必須、pmはオプショナル)を選択して、インストールボタンを押すと、「インストール完了!」と表示されてモジュールのインストールが完了しました。

7. インストール用ディレクトリの削除

「あなたのサーバーに C:/xoops_test/html/install ディレクトリが残っています。悪意のある攻撃者がこのインストールウィザードにアクセスできないようにする為に、このディレクトリを削除してください。」と表示されたので、指示に従って削除しました。

8. トップページにアクセス!

再度トップページにアクセスすると、左側に「ユーザメニュー」「メインメニュー」だけがあるページが表示されました。

「ユーザメニュー」の「アカウント情報」「アカウント編集」・・・などをクリックしてみると、それぞれよく使われそうな感じの(でも実際にそのままで使うのはどうかな~?っていう感じの^^;)画面が表示されました。

これを、デザインテンプレートを変えたりデータの項目を変えたり?モジュールを追加したりしてカスタマイズしていくのかな?次回はカスタマイズ方法とどのぐらいカスタマイズできるのかを、もう少し検討してみようと思います。

最終更新日: 2011年 6月 27日(月曜日) 01:38
くらち たかよし

くらち たかよし

モバイル・Webアプリ作家。最近は主にiPhoneアプリ制作を手がける。企画から、UIデザイン、設計、実装、テスト、多言語対応、ユーザーサポートまでを1人〜数人の個人で行う全人的開発手法の確立を目指している。

使う言語はObjective-C, C++, C#, Java, PHPなど。Web関連で使うものはCakePHP, MySQL, Joomla! CMSなど。デザインはシロウトながらPhotoshopとIllustratorをなんとかがんばって使う。

場所や時間に縛られない、インターネット時代の新しい働き方、自由な生き方を模索中。海外移住、低予算&低リスク起業、キャリアデザイン、心理学などにも興味あり。

Web: awaresoft.jp/